HOME > これからのISOの展開
今後ISOでは、これまでの活動に加えて以下の活動を行いたいと考えています。
- インプラントの初心者やインプラント技術習得・患者への施術を諦めていた先生方に、治療術式の実施指導をとおして施術に対する自信を与える。
- 患者へのインフォームド・コンセントのプレゼンテーションを含め、互助協力を行うスタディークラブでもありたい。実際、 ISO会員は飛躍的にインプラントの症例数を増やし、会員の協力によって施術の成功を成し遂げている。
- ISOでは英会話や英文抄録の輪読会を行っており、今後も積極的に取り組んでいく。つまり、英語も歯科治療のツールとして考え、その壁を越えることによってコミュニケーションの円滑化を図っていきたい。将来的には、海外での発表を含め、世界的に通用するスタディークラブを目指す。
- ISOのコンセプトは本物を見ること。風説のみに頼らず、直接現地に赴いて自分達の目で術式を実際に見たり、海外論文の執筆者に直接会って質問して確認することが重要だと考えている。
ISOに対してDr.Peter.K.Moy教授が期待することは、国際的に通用するクラブへと変貌することだと私たちは考えています。現在ISOでは会費制にはなっておりません。研修ごとに必要な経費を人数割りにして参加者が自己負担しています。これまでのスタディークラブでは、優秀で著名な代表者がいて、その指示にしたがって全員が行動するものがほとんどでした。しかし、 ISOではこれを廃し、横のつながりを密にすることによって、技術・能力を全会員に等しく拡散させようとしています。これにより、会員相互が意思の疎通を図り、友好的な雰囲気でインプラントのスキルアップができることを目指しています。
そのため、今後はこれまで以上に各地に核となる支部歯科医院を増やせる環境を整備し、会員相互の交流を図っていきたいと思っています。現時点では、水が高いところから低いところに流れるがごとく、アメリカの技術習得を中心に研鑽を積んでいます。しかし、今後は私たち日本人が欧米に情報を発信するような立場になることを目指したいと思っています。夢のような話かもしれませんが、これが私たちの目指すインプラントにおけるインターナショナルだと思っています。